入間地区医師会

訪問看護ステーションとは

医師の指示により看護師等が利用者宅に訪問し、看護サービスを提供する施設です。

訪問看護の対象者

• 病気やけがなどによって、家庭において寝たきり又はこれに準ずる状態にある人で、かかりつけの医師が訪問看護を必要と認めた人。
• 病気、疾病の後遺症、合併症、障害のためにある程度の医療が必要であり、在宅療養を希望する人。
• 心身の障害が安定した状態、慢性経過にある人。
• 疾病や障害、老衰に対して積極的な処置は行わず、安らかな死に向かう人。

看護サ－ビスの内容

• 病状、障害の観察
• 清拭、洗髪等による清潔の保持、食事及び排泄等日常生活の世話
• 褥創の予防、措置
• リハビリテーション
• ターミナルケア、痴呆症患者の看護
• 療養生活や介護方法の指導
• カテーテル等の交換、管理
• その他医師の指示による医療処置

病院に通院してリハビリを受けることが困難な方に対しては、ご自宅に伺って行う「訪問リハビリ」があります。
ご自宅では、屋内外での歩行訓練、関節のこわばり改善、低下しやすい筋力の維持、運動による心肺機能の改善など、利用者様の状態に合わせて対応します。

※訪問リハビリは、介護保険対応と医療保険対応のものがあります。
介護保険を利用されている方は、担当のケアマネージャーにご相談ください。

老人保健施設のデイケアでは、なかなか外にでる機会を持てない介護を必要とするお年寄りの方々に、レクリエーションやリハビリテーションなどを通して、多くの方々と触れ合い、楽しく過ごしていただく日帰りのサービスです。ご利用の際には、送迎バスが各ご家庭へ伺います。

＊対象者
主に65歳以上で介護を必要とする高齢者に限られます。ただし、特定の痴呆症の方や重度の身体障害をお持ちの方は、これに限らない場合があります。

老人保健施設とは

介護・看護・生活リハビリ等を通じて、介護を必要とするお年寄りや、病状が安定していて、日常生活に不安のある方の自立を支援する施設です。

ご利用可能な方

主に70歳以上で介護を必要とする高齢者に限られます。ただし、特定の痴呆症の方や重度の身体障害をお持ちの方は、これに限らない場合があります。

ご利用できるサービス内容

• 長期入所
  入所できる期間は3ヵ月が基準となっていますが、状態によって延長することができます。
• ショートステイ（短期入所）
  冠婚葬祭や農繁期など、様々な理由で家庭でのお世話が困難になったときにご利用ができます。
  おおむね2週間以内のご利用となります。

デイケア（通所）

日帰りの施設利用サービスです。入浴・食事などの日常生活のお手伝いをさせていただきます。

特別養護老人ホームとは

原則として65歳以上のお年寄りで、身体上・精神上著しい障害があるため、常時介護の手が必要なお年寄り（体が不自由で全く起きることが出来なかったり、食事・排泄などに他人の手を必要とする寝たきりのお年寄りや、特別な介護を必要とするいわゆる痴呆のお年寄りなど）が入所する施設です。

• サービス内容：常時の介護・その他日常生活に必要な各種サービスが受けられます。
• 費用：本人と扶養義務者の所得に応じて決められます。
• 申込み：各市町村高齢者福祉担当

ショートステイとは

寝たきりや痴呆のお年寄りなどの介護者が病気や冠婚葬祭、旅行や介護疲れなどの理由で一時的に介護が出来なくなった場合に、お年寄りに老人ホームに短期入所してもらい、介護家族の負担の軽減を図るものです。

• 対象者：概ね65歳以上の在宅の寝たきりのお年寄りなど
• 利用期間：7日間

注意事項

介護保険下の特別養護老人ホーム（平成27年4月以降）要介護認定による介護度Ⅲ～Ⅴの判定を受けた方が入所対象となります。「要介護」状態の方は利用できません。

• サービス内容：現行のサービス内容とほぼ変わりありません。
• 費用：要介護度ごとの給付金が施設に入ります。利用者には給付額の1割＋食事代が負担金になります。
• 申込み：各施設へ直接申し込みます。（要介護認定を受けていること）